昨日に引き続きアルミカーポート工事を、バイト君と二人でやっております。
書いたように、基本一台用延長タイプ(全長6.4m)で3本足です。
これって2台用4本足タイプより価格も安いし、施工費用も安い?と思われていますし、実売価格も安く施工している会社がほとんどだとおもいますが・・・・・・。
私としては「とんでもない。4本足より高くなくては割が合わないよ」という製品なのです。
写真を見てもらえれば、想像つくと思いますが・・・・
通常の4本足カーポートは、柱を繋ぐ梁材があり、それに直交する「母屋」材を渡せば、4本の足が相互に繋がり自立してくれます。そうなれば、屋根材等を取り付けるのが大変楽ですし、これから述べる歪みの修正も楽なのです。
しかし片持ち式のカーポートは、「つっかえ棒」が最後まで外せません。加えて3本足の延長タイプは「継ぎ足す」構造のため、接続部分の「通り」と言いますが、直線を維持するに、3本柱の調整が非常に難しいのです。
下手すると「折れて」見えます。
通常は「折れて」見えては完成しないのです。だって屋根パネルは正確に四角形ですからね。逆に言えば、正確な四角形の屋根パネルがすんなり入れば、完成するし・・・・・入らなければ、どこか歪んでいる、という代物でして・・・・。
つまり屋根パネルを物差しにして、こっちの柱の向きが狂っている、とか、屋根が菱形になってねえ??なんて判断して修正して組み立てるのです。
だから梁の先端を仮に棒で支えて、組み立てていくこの手のカーポートは、本当に手間がかかる。修正が簡単でないんです。
屋根材を入れていくというのは、最終盤ですから、それまで歪がわからない、ということでもあります。
まして初体験のバイト君が相棒だ・・・・・・・泣きたくなること5度、6度。怒りたくなること6度、7度。
でもなんとかお昼に足元の生コン入れられました。昼食後回しで生コン注入↓。
だって生コン工場、今日午前中で終業なんだもん。ギリギリ間に合った。
これでこの現場は、明日2-3時間やれば完成すると思うけど。
生コン買ってきて、スコップですくって投入。約1トン!!!職人不足、社員腰痛で・・・・
タコ社長は年末にこんな現場作業してます。
防凍材を添加して、柱元を鏝整形。左官作業も社長の仕事。
今回一番苦労したのが、屋根の向きが変わったことで、家側とのクリアランス。2階ベランダの下にギリギリで滑り込むように柱等切り落として調整。
3時間くらい余計に掛かってしまった。
明日は別の工事がもう一件残っているんだな・・・・・。
明日は仕事納めたい!!!!!!! どうなりますか?????ね。
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