同床異夢 

TOWN

世界に名が知れた日光ですが、内実は、人口減少率県内ワースト一位。消滅危惧都市に名前が上がっております。

実際2006年平成の合併により誕生した新日光市は人口93000人余でしたが、毎月100人平均で減り続け、今月あたりはおそらく80000人を割り込む事態です。

当然行政改革というか、縮小均衡を図る施策というのは色々模索されております。

その一つが↓ です。

 

 

市立の公共施設 例えば、廃校になった校舎、公園、市立駐車場など、とりあえず5件の「有効利用法を民間から意見を求め、内容によってはその業者に運営を委ねる」という趣旨の経費節減策です。

その一つに、「現地説明会」を求め、お役人の方に御足労願いました。公園です。

現地説明会、といっても状況は何時見に行っても(公園ですから)わかるわけで、御足労願ったのは、後でその企画書を提出するわけですが。私の意図に沿う事ができるか否か、その言質を計りたかったたんですね。もちろん企画の判断をするのは別のお偉方ですが。あまりに趣旨に沿わなければかえって迷惑になるわけで・・・・・・その伺いを立てる、というのが主目的の現地説明会でした。

 

その公園は、温泉施設が隣接し、そのまた隣には野外ステージもあります(使われた、という記憶がないのだが)。また駅から5分という立地のわりに、自然林に覆われ、また周りの自然林とも一体化しており、静かでロケーションの良い公園なんです。

が。↓

 

ベンチなどは朽ち果て、雑草も繁茂しております。

端折りますが。当方、ここをグランピングを主とするオートキャンプ場に整備してはどうか、という提案をする気持ちでした。そのためのキャンプ場再生会社ともコンタクトをとってたんです。が。

結果として企画書の提案を断念しました。

規模の割に、公園内にトイレがないのです。キャンプ場ですからそれは必須。

そうした側面援護というか、どこまで施設改修の予算が見込めるの???と聞いたところ。

予算削減のため民間委託を念頭にしている企画だから、数千万円になるような設備投資はまず望めないだろう・・・私が判断する事項ではないが・・・・ということでした。

 

ま・・・・そりゃそうだろう・・・・。かといって、このままの公園なら、草刈や設備維持管理費で毎年最低限100万円単位が浪費されていくのだが・・・・・。それも利用率が全く望めないなかで・・・・・。

 

一度作ってしまったものは「大変難しい」という話題でした。最低限無償で払い下げしてくれれば、どうにか再生出来ると思うのだが・・・・それは虫が良すぎ・・・・・だよね。

 

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