山んなか 作業の一週間

WORKS

先に今週はブログを書いている暇がない・・・と書きましたが。実は林道の作業に忙殺されておりました。

常連さんならご存知。林道に砕石を運搬する仕事です。

林道補修のための市が砕石買い上げて補助するから関係者で道路を補修管理しなさいよ、というのが通常の作業なんですが・・・・・・。

今回はちょっと違って昨秋の台風被害に関する林野庁関連の補助事業らしいです。市ではなく森林組合から依頼が来ました。

平地でも家屋にあれだけの被害が出ましたから、山地の林道など・・・・・・・想像以上の壊れ方だったようで・・・・とても「砂利を足して補修」   どころではなく重機を入れて大改修 だったようです。

実際。何気に走っている林道下には土嚢を積んで基礎としており・・・・・その補修の凄まじさが伺えます。

こうした重機を使って道を再生した上に砂利を敷いて欲しいというのがオーダーなんです。

 

が。

通常の林道補修ですと、山持ち地主の組合員が、自分たちの共有道路ですから、鍬やスコップを持って補修作業に出てきてくれて、我々と共同作業で直すわけです。

しかし今回はそうした「管理組合」がない林道の再生作業らしく、人的なアシストは皆無 !!!。

これってどうゆうことかというと・・・・・。

当社は砕石を積んでいって、走りながらダンプする、つまり「撒き均し」という技法で砂利を落として行きます。道の荒れ具合、つまり水溜りがあるから多めとか、ここは薄くて良いから長めに敷く、とか。車のスピードやダンプの角度タイミング等で調整して落として行きます。

それでも完璧には落とせないので、それを人力で均して行くわけですが・・・・・そのアシスト人手がない作業というわけです。

重機で道を再生しているので、水たまりとか、不陸とかはないのですが・・・・「砂利がどっさと多めに落ちちゃったから均しておいてね」という人員が居ない、というのは完璧に落とさなければならないわけで・・・・・・。

 

この「撒き均し」技法できるのは、おそらくこの街では私だけだと思います。それなんで森林組合のご指名!という栄誉をいただきましたが・・・・・・・ひたすら林道へ砂利運んで撒き均していた一週間で正直疲れました。

↑撒き均しで落とした直後。綺麗に砂利落ちているでしょ。何時も感心されるんです。えっへん!(自慢)

 

 

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