言われたことを用意するのが建材屋である。
言われたことを素直に受けず、意見を返すのがコウダである。
前から書いているけど、人口減少率県下ワーストワンの当日光市。毎年のように学校が閉校になっている。この春も2校歴史を閉じる。
そのひとつの関係者からモニュメントの石碑に貼るステンレス銘板の注文を受けた。
それが・・・・・今風といえば今風。QRコードが印字されていたのだ。
しかし・・・・これって・・・・・なんなのよ・・・・これで良いの?・・・・・・。
昭和世代には・・・・・・どうしても飲み込めなかった。
確かに思い出の写真などのコンテンツは、現場には表示しきれず・・・・・・・今時国民の多くが持つスマホで歴史全体見られるメリットはある。しかしこのコンテンツが更新され続けるとは思えないのだ・・・・。最初の1,2年はアクセスあったとしても・・・・・・そのうち誰も訪れなくるのでは・・・・・。市役所がサーバー管理するのだろうけど・・・・管理費もかかるし・・・何十年も維持される、という保証はない。
決定した後に、私がぼやいても仕方ないのだが・・・・・。その方に申し上げました。
QRコードの先のコンテンツがどう残るかもわからない、アクセスが続くと思えないモニュメントよりも、在校生、OB、地域の人みんなで、桜や楓の植樹祭をやったらどうですか??。校舎の撤去は決まってますから・・・その跡地に桜や日光らしい楓を植えるのです。
桜や紅葉は何年か経つと観光客も来てくれるような名所になるかもしれないし・・・・何より土で手を汚し汗をかいた人は一生の思い出の学校跡になることでしょう。季節ごとに戻って見たくなるし、その成長は毎年楽しみになるでしょう。
ネットが持つデータ閲覧能力は否定しません。自分が知らない世代の記録が見られるのでしょう。
でも令和2年3月の閉校にあたって在校生・OB/地域住民皆で記念植樹した木々たちが毎年花を咲かせ、紅葉で人々を楽しませ・・・・それが年々盛大になっていく過程を見守っていく。
地域にとって学校の跡地が残す素晴らしいモニュメントになると思うのです。
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