台風の後始末

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今回の台風被害に関しては、当地は比較的軽微な被害で済んでおります。が実は危機一髪だったようです。

利根川水系最大の支流鬼怒川の多くが当地を流れております。その上流の主要なダムは凡そ6箇所。そのいくつかで「緊急放流」が予定されていたとか。

つまりダムが貯めきれないほど水が来たらダムが崩壊する前に放水するから。ということです。

土曜日の深夜それが決断される一歩手前だったらしいです。これが深夜決行されれば、「異常な増水が」通常の増水に加わり・・・・・・、住宅にも被害が出ていたかもしれません。

さて軽微な被害ですんだ当地ですが。全くゼロというわけにもいかず。当社が先月やったばかりの外構工事も不都合が出ました。

「雨水が貯まっちゃう」敷地ということで紹介した覚えがありますが。ここでは対策として見えないところに暗渠排水を忍ばせました。  しかし・・・・猛烈な降雨は、暗渠排水周りの砂利を押し流し・・・・・・こんな状況に↓

砕石が流され、取水パイプがむき出しになってました。

その砕石が流されない堤防のようなコンクリートの土手をつくればよかったのだが・・・・・。そもそもこの造作自体がサービスのような位置づけて始まっており・・・・・・最初からプランに入ってなかった。現場の状況から急遽暗渠パイプを提案した経緯があり・・・・、つまり位置づけが曖昧な造作であったのだ。それでも流されては言い訳にならない。

建材の実費の負担だけをお願いして、水を流しつつ砂利が流されない強固な仕組みを作り直す。

 

最初からそうしろよ、と指摘されたら返す言葉ないのですが・・・・・。当日光市。デザインも機能もなかなか十全たる予算の中で施工するとことほとんどなく厳しい状況ですね。

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