メガソーラー規制条例案 公開

TOWN
 前に紹介した日光、鹿沼両市にまたがる横根高原メガソーラー発電所計画ですが、このページの読者にも署名の協力をいただきました。その節はありがとうございました。
 その後の経過報告です。署名は何と11,000筆集まりまして当市では何十年ぶりの市民運動となりました。こうした市民の声を受けて、市当局では前倒しで、メガソーラーの規制条例を制定することが先の議会で表明されました。

 その条例案が今月公開され「パブリックコメント制度」というんですが、市民の意見を寄せてください。という期間に入っています(来月6日まで)。日光市のHPから閲覧できます。但し意見が言えるのは日光市民か関係者に限られます。
 こうした条例は、地方自治体で制定しているのは、全国的にもまだまだ少数なんです。私的には、概ね環境重視で、多くの日光山地、景勝地では設置できなくなり、事業者にも厳しい内容になっていると思います。

 今週これについて、市民運動側の会議があるんですが・・・・。感想、意見がある方おられましたなら、コウダまでお寄せください(そんな暇な御仁はいないか・・・)。

 

コメント

  1. あわわ より:

    富士宮のゆで落花生です。当市にもメガソーラー条例がありますが、規制区域外や規制規模以下でバンバンソーラー設備が出来ているのが実情です。
    規模10KWで網を掛けるのは良策だと思いますが、距離50mは、周辺の土地まで買われてしまった時には効力を発することが出来ないので、出力規模に応じた距離を設定するようにしたほうが良いように思います。つまり、周辺土地を買うという手法を使える、大規模ソーラーのほうが事業を行ないやすくなってしまいます。
    ソーラーによる被害を受けるのは、周辺住民だけではありません。その景観や自然が失われることで損失を被る人々全てが対象だと思います。
    出力規模に応じて、近隣説明会の対象範囲を大きくするほうが良いように思います。

  2. kouda より:

    > あわわさん
    なるほど50mというのは、そういう意味では抜け穴になってしまう可能性もあるわけですね。「規模に応じた」という網のかけ方、というか論拠も参考になりますね。
    まあ条例を審議する側には入れないので、市民側としては、考えうる、憂慮される事柄というのは、遠慮なく意見として提案してみたいと思います。
    ありがとうございました。

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