3色使いのインターロッキング工事

WORKS
 インターロッキング工事本日完了予定です。
 コンクリートなどと違って、型枠も養生期間も要らないので、早く安くできるのが取り柄です。
 まあ個人的には、長い間には汚れが目立つので、あまり好きな部材ではないですが。もう一つの取り柄は、色の組み合わせで、カラーというかトーンを自在にできることでしょうね。
 今回は、赤系濃淡3色均等ランダム配色、という仕様になります。同じ色を使っても、濃色:中間:淡色=3:3:1 また逆に1:3:3とすると全く違ったイメージになります。また同系色4:4 に反対色1というのも良いですね。写真でいえば、反対色というのは、真っ白だったり、黄色だったり。反対の色を混ぜる場合は、数を抑えたほうが良い。均等にいれると、絵の具をこぼしたようなアバンギャルドになります。

 また列ごとに色を変えラインを描いたり(ストラップ)。ここは列を揃えていますが、一個ごとに90度横にして並べていく(アジロ)にしたりすると雰囲気がまた違ってきます。

 ただし・・・・・・・・お好みでダメではありませんが・・・・壁でも、床でも、基本は3色までにしておくのが良いです。最近の住宅でも、塗り壁+一部板張り、鋼板壁+サイディング なんて異種素材の組み合わせも流行っています。外構の部材も組み合わせが増えてきています。 ただ・・・・・・組み合わせ過ぎはかえって美しくなくなります。
 違う素材を合わせて使う、あるいは同じ面に色を複数使う、という場合は2-3色の範囲にしておいたほうが一般には上手く行くと思います。

 

コメント

  1. sna***** より:

    明るくてとても綺麗ですね。変形の隙間もキチッと綺麗に決まって、さすがプロって感心…って、かえって失礼ですね。配色は施主様が決められるんだと思いますが、広いスペースだとイメージが湧きにくいと思いますが、イメージを固めるためにこちらの主様は今までの施行例の画像などを使ってアドバイスされてるんでしょうか。施工部分だけに囚われがちですが、建屋など全体の雰囲気まで斟酌して考えないといけないんだなって、また勉強になったsnaでした。

  2. kouda より:

    > sna*****さん
    インターのデザインは無限ですので、通常はカタログや過去の作例写真などで決めてもらいます。勿論建家や他の造作とのバランスも重視します。アレンジというか微調整を加えることもあります。サジ加減といいますか、淡色もうちょっと増やそうとかね。其の辺は一任されることが殆どです。

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