傾いたブロック塀の補強

WORKS
 何回かご紹介の和風庭園改装工事。
 二回目の柘植の移植作業の際。屋敷門のため中には入れないユニック車から庭木を吊って、上から敷地内に入れようとした時です。庭木のブレを止めようとして、ブロック塀の上乗ろうとして足をかけたら・・・・・「動いた!」

 

コメント

  1. 超7 より:

    素人考えですが、モルタルが切れていて、鉄筋だけという状態だと、鉄筋が空気に触れるということですから、こういう補強も必要でしょうが、切れ目をいれて、そこに無収縮のモルタルを圧入して、鉄筋自体が錆びないように手当してやる必要はないのでしょうか?

  2. kouda より:

    > 超7さん
    こちらでは傾いだ方向はモルタルが潰れてしまったので、切り込みを入れて無収縮モルタルを充填してます。が一方はマイクロクラック状態なのでそのままです。こちらはシール処理しようと思っています。
    補強は必須で、補修モルタルだけの埋め戻しでは中心部にモルタルが回らないし、Vカットすれば、地震で押し出すように動くので気休めになってしまいます。
    ご指摘のように水分で錆びる、という懸念はあります。補修モルタルの脱落、シールの劣化、それとマイクロクラックの発生は予想され、長年水分を防ぎ続けることは?です。もちろんやることはやるのですが。ただ雨ざらしでも鉄筋は結構長持ちします。C鋼もメンテすればそれ以上強度を維持できるはずです。
    「寿命からして15年持てば良いから」という施主様の判断もあることを加えておきます。
    なおこうした工事で大活躍する補修モルタルがあります。エレホン社の#415。高価ですが強度、即効性、仕上がりピカイチです。きっとお役に立ちますよ。

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