同じ木質燃料の暖房器具の薪とペレットストーブ。同じといえば、同じだし、違うといえば違う。
その違いの中に、ペレットストーブは薪ストーブほどのパワーがない、と思っているストーブ屋が実は多い・・・・ようだ・・・。
専門的になるが・・・・燃焼効率。つまり燃料の本来持っている熱量をどれだけ効率よく暖房に生かせるか、というデータでははるかにペレットストーブの方が効率が良い。
要因を単純化すれば、定量を送って、送風して、完全燃焼させ、排気の過程でも排気管から熱を取り出して利用しているからだ。
現在日本で売られている欧米のブランドストーブは、様々な工夫で熱効率を上げる工夫がされているが、ペレット燃料は搬送しやすく、かつ燃えやすい形状になっている、また燃焼ポットという燃えやすい状態で燃やすので、ペレットストーブに効率で叶わないのは自明のこと。
しかしそうした形状ゆえの弱点が、一度に大量の燃料を燃やせないこと。だから薪を大量に入れられる薪ストーブの方がフルパワーは一般に高い。
しかしである。小型の薪ストーブなら負けないペレットストーブも存在する。
それがさいかい産業SS-10。カタログ上の能力は12.6Kw!。私も現物を目の当たりにした時。薪以上のパワーを実感。
そのSS10 当社展示場で体感できるようにしました(従来のSS2を入れ替えました)。このペレットストーブが体験できるお店は全国的にも、ほんのわずかです。是非ご来店いただきペレットストーブへの認識を改めていただきたいものです。(特に薪ストーブ屋さんには来て欲しいな・・・)。
事務所や作業場、工場などで、このストーブは活躍することでしょう。
国府田産業HP
コメント
SS-10、私の地元の温泉施設にも設置されたと聞いて、昼に入浴を兼ねて見に行きましたが、夜(宿泊時)しか点火しないと聞いて、「ガクッ」となった記憶があります。
ペレットストーブは薪ストーブより暖かくないという理由で扱わなくなったという業者、私の地元にもありまして、その理由が分かりませんでしたが、おかげさまで納得できました♪
ペレットストーブって、薪ストーブと違った雰囲気なんですね。スタイリッシュって言うか・・・。これなら事務所のコピー機の隣にあっても全然違和感なし!
希少な機種の火力を体感できる国府田産業さんに皆さまGO!GO!
> Mr.トリデさん
ss10は通常国内で手に入る最強級のペレットストーブです。ファン式ですからより大空間温めること可能です。が、体高もあり、また送風音も大きめなので・・・・・一般家庭のリビングに・・・・・というのは?????。ロビー、直売所、古民家土間なんて所が最適ですね。
> sna*****さん
国産メーカーはまだまだ少ないですが・・・・・こうして何社か並べてみると、また顕著にわかるのですが。ブランドイメージというか、デザインポリシーというか、方向性の違いが見えてきて興味深い。
デザインや質感にこだわって高級指向の会社もあります。薪ストーブのイメージに近づけることに腐心しているのもあり。
この会社は、正に日本の製造業、という感じ。かつての自動車・家電同様、性能優先、デザイン没個性、地道に信じる道を行く。という感じですね。
HPでもそのうちに詳しく紹介していきますよ。