食堂を併設した仕出し屋に感心

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 昨日のランチの話題です。
 毎週土曜日は弁当なし、なんです(家人の負担軽減のため)。土曜日は当方としても、営業集中日でして、外回りが多く週一の外食も得ることも多いのです。
 でも店舗改装作業中。会社に居て、昼ごはんは・・・・・、あ!そうだ。歩いていける距離に魚屋さん、というか仕出し専門のお店がありまして。と、あることで社長さんと最近知り合いになったのですが、そのお店が店舗一部を改装して、食堂併設になったのです。

 ほら・・・・わかるでしょ・・・・みんな既得の商売だけじゃ厳しんですよ、こうした辺境の地では・・・・。ストーブ展示場を併設した我が身に重ねております。
 そんなわけで、私と勝手に境遇は似たようなもんだ、と判断しておりました。同遇の仲間が選んだ戦略は・・・気になってました。

 店名はずばり!「魚ごはん」。FB仲間からは賞賛の書き込みも多く、今日行かねば、と暖簾をくぐりました。すると席数20数席の8割方満席。おーーーやるじゃんとそれだけで感激。
 時間はあるので、待ち時間は気になりません。
 かえって我が事のように嬉しい(^O^)。
 思った以上にメニューも多いな、内装は最低限。でもそんなことは問題外なんです。数少ない海なし県。その最奥に位置する日光市ですから、昔から庶民の最大限のご馳走は、鮮魚、寿司なんです。問題はその料理の味です。

 それではと、刺身定食をオーダー。
 しばらく待って出てきたものは・・・・・・・・・感心、そして安心しました。
 魚屋ですから鮮度が悪いネタが出てくるなんて論外ですが・・・・・。

 板前と魚屋は違うと思ってます。だから魚屋が料理を出すことに一抹の心配があったのです。でも心配していたことが払拭されました。
 盛り付けというか、見た目の話ではなくて・・・・・・薬味の丁寧さ。当たり前といえば当たり前ですが・・・・。カツオには生姜そしてミョウガ、サンマには小ネギとか添えられています。そしてホタテ、ブリにはレモンが挟み込まれていました。  そんなの当たり前と言われる方いるかも・・・・でもそのレモン風味がしっかり良い加減でネタに乗っているのです。
 これは盛り付け直前に、取ってつけたように添えただけならこうはいかない・・・。包丁を扱う人間には、刺身を切ることよりも、それ以外のことに手間が食うものです。 
 だから「ツマ」みたいなものはぞんざいに扱われることが多くなってしまう。食うほうも刺身だけしか舌が期待してないし・・・・・。

 社長。やるな。下手な寿司屋以上の気配りです。板前なら初歩のことでしょう。でもそれができない料理店、旅館が一杯あるのです(山国なもので・・・・(^_^;))。

 こうした基本、そして初心を堅持していけば、絶対すたれない、と思いました。勿論自分の経営への戒め、のことですけど。「魚ごはん」是非お試しあれ。

国府田産業HP
 

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