世の中いろんな方がいらっしゃる。
特に商売の業界には、常識的応対、といわれる根幹部分でも、その対応の仕方は色々あって、広い範囲でグレーゾーンの部分がある。極端な言い方すれば法に触れなければ概ねOKみたいな。
賢いとズルい、堅実と抜け目ない、迅速とハッシコイ、金には固いとケチだ・・・・・・何をしても紙一重で別の評価をされてしまうのが商売です。
個別の評価は色々あっても、「継続していける」、あるいは「多くの人に評価されている」、というのが結果的に「正しい」商売の世界では絶対評価なんですね。
ちょっと前の冬の学校トイレの改修工事下請けで二校やったけど。
苦労させられました。モルタルを3階まで担ぐ、なんてのは身体だけのキツさ。大変だったのは、本来とは違う(使ってはイケナイ)材料で施工しろ、と建築士に指示されたことだ。
先日この元請けの社員がやってきてその時の材料を口に出した。特殊な材料だったのですぐに「アハハーん」と思った。
また別の学校の改修工事を請け負ったのだろう。そして今回は当社に依頼せず自分の所でやる、ということだろう。
向こうにすれば「予算オーバーで儲けが減った」
こっちにすれば「経費負けするくらい値切られた」ような工事だから依頼が来ても断るけど・・・・。
まだその材料に固執しているらしいなあ・・・・また同じ建築士なんだろうなあ・・・・。間違った工法なのに・・・。
「材料の施工要領書取り寄せてください」
「出したらまずいんじゃない。使ってはいけない建材だから・・・ねえ」
「カタログありますか?」
「取り寄せないと無いよ。でもまずいんじゃない使い方違うから・・・・ねえ」
そんな感じで私はそっけない。意地悪ではない、かえって気を遣ってやっているのだ。
私だったら
「建築士呼んで来い。どうやって使うが教えてもらおうじゃないか」とタンカもきれるが・・・・・設備屋のお兄ちゃんじゃねえ・・・役人と建築士の言いなりで苦労させられているのが目に浮かぶようだ。お大事にね・・・。
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月夜の下では狐と狸が張り合っているのかも
コメント
おお~っ!まさに魑魅魍魎跋扈する夜!?しかし、学校という場所柄、その建築士&工務店・・・ほんと、怖いですね(゜Д゜;)看過できません。
> sna*****さん
狐と狸ばかりでなく確かに、怪しげな魍魎さんたちたくさんいらっしゃいますよ。