今朝起きると、周りは銀世界。南関東で桜が開花しても、まだまだ当地では雪が降る。
昨日、私以外の3人の当社社員が、車の冬用のタイヤを交換していた。幸い、出社時刻には道路の雪は融けていたので、大過にはならなかった。
近年の暖冬傾向で雪が極端に減ったので、いたし方ない判断だとは思うが、私は4月上旬までは換えない。
春の里雪はまだまだあるし、また仕事で山のほうに行く機会もあるからね。
と、見切ったようなことを書いてはいるが、実際は見切っていないわけでして・・・・・・。
お彼岸辺りの気温に惑わされて、先週一気に種まき、野菜苗の植え込みを行ったわけだが、今週の真冬逆戻りの天候に遭い、あえなく苗は枯れてしまった・・・・むむむ・・・・残念。
やはりお天道様には勝てないね。
以前、知り合いの有機栽培の営農家に聞いた話だが、日記あるいは昨年のカレンダーに記された日に従って、種を蒔くという。つまり毎年その野菜の種を蒔く旬というのは変わらない、という。
実際旧暦の暦に従って種を落とす老人も多いと聞く。
たとえば、ジャガイモ。芽が遅霜にやられると壊滅してしまう。しかし気温が27度になると今度は暑さで枯れてくる。それで当地のような寒冷地では栽培期間が限られ、難しい。少しでも早く蒔いて太らせたいが、欲をかくと全滅のリスクもある。
今年は暖冬で・・・・、長期予報が・・・・気圧配置が・・・・生半可な「知識」があると、ならば早く蒔いて・・・・などと操作、工夫してみたつもりになる。
で、失敗する。
どの野菜は、どの旬で蒔くものだ。そうした積み重なったノウハウは、知識ではなく、いうなれば「智慧」とでも書くのかもしれないねえ。
残りの人生を数えると、あと30回くらいだろうな野菜つくり。その後半までには、そんな智慧がついていると良いねえ。
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