30年前のストーブ メンテナンス

STOVE
 今日の現場は、中古住宅に付けてある暖炉のメンテナンスを依頼された。
直す、というよりも使い方を教えて欲しい、という感じだった。
 こちらもストーブ業として年季が入っている方ではないので、30年前と聞いてちょっとビビるのだが・・・。願ってもない勉強ができると、本来頂くはずのメンテナンス費用を、薪の配達代だけで良い、とサービスして出かけていった。
 見れば、コンツーラであった。形状からすると、現行機種のC450のお兄ちゃんらしい。当時から外気導入の仕組みになっている。現行機種でも暖炉とストーブの中間的な形状だが、細部を見ると、吸気側の調整はほとんどないに等しい。煙突ダンパーがついていて基本的に排気側で炎を調整するしくみになっており、構造的には組み込み暖炉に近い。
 煙突カバーを外しにかかるのだが・・・・・。外しても10cm位上にスライドするだけ。一体式なので、煙突抜かなけりゃカバーも外れない。その合間から見ると20cmの二重煙突がストーブに直付け!!!ということはダンパーも煙突組み込みだから、下部から煙突掃除もできない。
煙突を外そうとすると、チムニー最上部からアプローチしないといけないみたい。何かあったら結構大変になりそう・・・・。
 ともあれ、煙突内の汚れも、本体の傷みも、さしたることはなく。着火の実際をレクチャー。しかし・・・・
 「出かけるときは・・・寝るときは・・・どうやって消すんですか?」
 「基本的に消す、という作業はしないです、自然消火です」
「え!危なくないんですか?」
 
 女性の一人暮らしですが・・・まあ最初は誰だって怖いものです・・・・・また何回か呼ばれそう ・・・・・です。
 
 
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