外構工事屋なんですが・・・・。
家が出来て、今度は庭だ、という方が来ます。最近では家と庭の中間ゾーンが結構問題になります。具体的に言えば、「ウッドデッキ」や「玄関アプローチ」がこれにあたります。
「掃き出しサッシの前にウッドデッキをつけて。玄関前のアプローチには石貼りでお願いします」
というのは良くある話なんですが平面上はそうしたレイアウトは描けても、実際の動線はそう簡単じゃないんです。
どういうことかというと。現代の家は基礎が異常に高いのです。大体50-55ｃｍ位になっています。
「ウッドデッキは掃き出しから段差なしでお願いします、手すりは高いので要らないです」なんていわれると、地面に降りる階段３段は見なきゃいけないし、手すりだって全周に回さなきゃ危険です。だって５０ｃｍ以上段差あるし・・・・。玄関タイルは建家工事に入っているけど、実際の２段付けても地面とは３０ｃｍも段差がある！って結構当たり前にあることなんです。
家が完成してみれば・・・・・・「これじゃウチの２歳の子供家に上がれないわよ」と憤慨される方も居られますが・・・・。
大体ハウスメーカーさんの営業さんは、「ここから先は外構屋さんの仕事になります」と説明済なんですね。
で、この段差の処理にコストがかかるのは予想外・・・・と嘆かれる方多いです。
現在進行中の工事の玄関
当たり前に見えますが、実際地面とは１５ｃｍタイル二枚分。つまり３０ｃｍの段差があります。
今回は家と同じタイルを取り寄せて、もう一段階段を追加することにしました。
何か・・・・・外構工事屋というより、ハウスメーカーの尻拭いをしているような気にもなりますね・・・・(^_^;)。
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