戦場ヶ原で現地調査

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昨日よりつづく

そんなわけで、きょうは奥日光戦場ヶ原へ、現地調査です。

奥日光詳しい方はご存知でしょう。標高1200mオーバーにある中禅寺湖は、男体山の噴火と流れ出た溶岩による「堰止め湖」と言われております。湖だけでなくより上流部では湿原が形成されました。それが戦場ヶ原です。尾瀬に次ぐくらい有名な高層湿原です。戦場ヶ原の名前の由来は伝説によれば地元男体山の神と、お隣群馬県の赤城山の神が、互の化身として大ムカデと大蛇が戦った跡、ということです。

近年湿原の乾燥化が問題となっております。これには、自然の成り行き・・・・とは言い切れない側面があります。

実は日光市民でも了解している人は少ないのですが。 湿原を横切る国道=観光道路を作ったのがまず最悪の存在。で、次にこれがまず知られていない・・・・実は道路の北東側の奥は、開拓により湿原を埋め立てた農地になっている!という実態。

これは批判ではないです。

敗戦後の引揚げ国民が、食うため、生きていくために全国に開拓が率先されました。それは現在みたいな自然環境保護なんて・・・・二の次の時代です。当地には一杯そうした入植地がありますし。実際私が現在住んでいる土地もそうした入植地なんです。

↑実は男体山の裾野は戦場ヶ原の湿原でなくて、畑だったのだ。

戦場ヶ原の一部は、入植により水路が作られ、埋め立てられ畑になりました。

 

しかしその後数十年。その高地での農業は厳しく。現況、離村者も多いみたいです。

 

そんな中古住宅を買った方が今回のお客様です。

セカンドハウスなのですが・・・・・当地は冬アベレージで、最低気温はマイナス12度。

ペレットストーブが、石油ストーブより効率が優れているとはいえ、条件的にはハードです。

加えて・・・・設置したい場所というのが、ちょっと難しい場所でして・・・・・。色々次善の策を考えてます。

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