国産ペレットストーブナンバーワンブランド「さいかい産業SS-5]入荷しました。
SS-1 SS-2と来て、一気に両方廃盤にして新発売となった5は、どうなった?主力機種だけに、と販売店としては気になる存在ですね。
まずは価格。2が28万円 1が24万円でしたが、それが一気に19.8万円に!。これはインパクト大です。輸入品の上代が30万円半ばからのものが殆どですので、これまでも価格の競争力はありましたけど、そのリードを一気に拡大しそうな戦略的価格です。これまでも機械的な基本性能の高さ、暖房能力はトップクラスでしたので、購買しやすい価格に打ってでたことは、普及にのためにも歓迎ですね。(販売店マージンが減ってでも)
↓の写真2を見ていただくとわかりますが、さいかいブランドの特徴である。鋳物の扉、そして燃焼室の耐火レンガは継承されております。ユーザーさんは、どのストーブが暖かいの??とそれが関心の一つでしょうけど・・・・・・ぶっちゃけ言ってしまえば、薪にしろペレットにしろ、燃料の持つカロリー以上には暖かくなりません。差が出るとするなら燃焼効率です。ペレットストーブは送風して燃料を完全燃焼させますから、木質のエネルギーの発生カロリー、その差はあまり大きくありません。差が出るのが、燃焼したエネルギーロスを最小に暖房に回すか、という燃焼効率です。
さいかい産業製品は、鋳物、レンガの使用で、蓄熱性を高めていること、また熱交換機能もロスが少ないため、この燃焼効率が高い。また遠赤外線パワーも大きいそれで「暖かく」感じる方が多い、と思います。
写真の3にもあるように、もう一つの特徴であるメンテナンスの容易さも継承されております。灰受けトレーは、燃焼ポット・燃焼室・そして排気管の汚れが、すべて一箇所の灰受けトレーに落ちるようにできており、この機種であれば、年一回のメンテナンスも業者に依頼しなくても、ご自分で掃除することが可能です。
最後に写真1 デザイン。1に対して2が木製ハンドル、木製足、大きなガラス、3色カラー、とデザインに振ったのに・・・・・・何か先祖帰りしたような 5 です。
この方向性は・・・・・・・評価が分かれるかもしれませんね (^_^;)。
中身の機構自体は、1,2の洗練型ですので、信頼性高まり、暖房能力も問題ないはずです。このデザインはコストダウンの見返り(バーター)とも言えなくはないでしょうけど。
私は個人的には了解します。
2と比して、鋳物扉のウエイトが重い分、そしてガラスが小さい分。若干ですが、暖かくなっていると思いますよ。デザイン的に欧州製には叶いませんが、ブランドイメージ的にはこれまでの路線だし、メイドインジャパンオリジナル、という立ち位置を確立するのも必要だと思うのです。
何はともあれ、ペレットストーブの普及には、本体の価格ダウンが必須と思っておりますのでこの方向性は支持しますね。
コメント
まあ、さいかい産業らしいと言えばらしいのですが…さすがガラペレの旗頭といったところでしょうか。
豊実精工株式会社のホームページによりますと、9月中旬に新機種が出るそうですね。
より薪ストーブらしい外見のようで、私としてはそちらの方に惹かれます。
> Mr.トリデさん
ストーブ屋より早い情報ありがとうございます。ペレスターは現行品も薪ストーブライクなデザインポリシーですので路線継承ですね。そうしたデザインがお好みの方に選ばれているブランドです。