煙突の理想に近づける

STOVE
 昨日の案件は、住宅建築が始まってから「やっぱり薪ストーブが欲しい」となり来社されたのだが。
「壁から煙突を抜いて・・・」と安易に考えていた。
図面を見ると、平屋・当地より雪が多い・軒の壁側  とまったく薪ストーブのためには良い事がないかった。幸い屋根工事の前だったので、チムニー製作を滑り込ませたわけ。
大工さんには迷惑をかけたけど、最低限理想の形に近づくことができた。
チムニー(煙突囲い)のおかげで、どれだけ改善されたかというと。
煙突垂直長 3m→4.5m
曲がり2箇所 横引き1.5m→ ゼロ
落雪対策煙突ガード&補強→ ゼロ
棟による風の捲き込み→ 棟木よりトップが上に
メンテナンスや煙突の強度→ 格段にアップ
費用→チムニー製作でコストアップも、曲がりや補強部材が減った分でほぼ相殺。メンテナンスコストは格段にお得に 
 
というわけで、新築の方は、まっすぐの煙突で、煙突囲いを検討されることをお薦めします。
 

)

コメント

  1. べっち より:

    う~ん、いい眺めの写真だ!壁抜きより数段いいと思います!うちは、2台とも別々の抜き方だけど・・・。

  2. kouda より:

    べっちさん。おっしゃる通り、安心感があるというか、機能美も感じますね。今回の大雪でもそうですが、エクステリアなど当方が作ったものがどうなっているか心配でした。少しでも丈夫で長持ちする造作をしたいですからね。

タイトルとURLをコピーしました