夏場でもペレット燃料買ってくれるユーザー出現

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ペレットストーブを扱って6年くらい経ちます。

化石燃料を使う暖房に替えて、このストーブを普及させることが温暖化対策の「使命」ともいえる感じでこの業界の人は頑張っている人多いです。

ペレット燃料というのは、薪に比べてフリキシブルであり、機能的なんです。つまり燃料の製造・運搬・装填・自動点火・温度調整などがコントロールが容易なんですね。

だから薪には限界がありますが・・・・・化石燃料に代わる可能性があるバイオマスの一つなんですが・・・・・。

ペレットストーブひとつとっても普及が中々進んでいません。川下がそんな状況なので、川上つまり燃料製造部門の経済的独立性というのも健全とは言えません。つまり規模の問題もありますが、それよりも季節変動の幅をいかに少なくするかが、近々の課題なんです。暖房だけの用途だと冬しか売れないんですね。それでは燃料工場が維持できないのは自明のことです。

その対策というのは、例えば「発電」、農業や温浴施設のボイラーなど「熱源」、そしてレジャーや業務用の「燃焼」用途・・・・・・・・という処の開拓が必要なんです。

 

実際当社も燃料を仕入れるのは秋冬だけでした。勿論ボイラー設置もやってます、みたいなことはHPにも書いてあり、引き合いあれば対応するのですが・・・・・・。

そんなわけで、冬季に売りそこねた燃料は半年間デッドストックになるわけで・・・・・・・今年は暖冬で、見込みが大いにハズレ・・・・・・しかし仕入れる工場を近場に変えたことで仕入れロッドが少なくなり、逆に在庫極小済んだ、というのが実情だったのです。

実態として1トン位余っていました。でもショールームのデモ機で、来客あれば夏でも燃焼しますから、これくらいは「不良在庫」とは言えず「まあまあ」というレベルなのです。

ところが・・・・・・

突然予期せぬ方向から「救世主」というか「遅れてきた新星」が現れたのです。

 

ペレット燃料をつかった「グリル」というのはまだまだ普及がイマイチですが。米国製ペレットグリルを使って移動販売のピザ屋やっている方が、先日当社の燃料を使ってみたいと買いに見えられたのです。

そしてモニター使用の結果、今週晴れてOKが出まして採用。

初の「通年ユーザー」決定となりました。

いきなり当社在庫では8月まで持たない、とういことで急遽燃料工場に製造の依頼をかけたのです。

量はそれなりでしょうけど・・・・何事も一歩からですから・・・・・シメシメ一歩でも進めたならOK良し良しですわよ。

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