モンスター薪ストーブ 遮熱壁の作り直し

STOVE

年が明けて早速駆けつけると・・・・・確かに割れていて・・・・表面も薄らと焦げ色まで付いている。半信半疑であったのだが・・・・・・まさか不燃材無機質のケイカル板が一日で焦げ、割れるとは思ってもみなかった・・・・・・60,000Kcal は半端ない。モンスターだと思った。恐るべしモキ製SL250      と感心している場合ではない。

予算上でも衝立方式の遮熱板設置という方針はかわらないのだが・・・・熱で燃えず、溶けず、確実な遮熱方法を考える。

言うは易しだが・・・・・寝ずに考えたよ。

こうした場合は、巨大なホームセンターに行ってみるのが一番だ。「メガ」が付きそうな最近のそれは、プロが使うものも在庫で置いてあったりして・・・・・・正直驚く。そこで見つけたのが、軽天材という、所謂事務所等の天井材を吊るのに使う軽量角パイプ。これ良いね。軽量だしそしてそれが一本単位で売られているということも素晴らしい。隣には波板、それもトタンではなくガリバリュウムの無塗装品がある。これなら熱で塗装面が燃え出す心配もない。これを両面からサンドイッチすれば、まずは燃えない割れない遮熱壁が出来上がりです。

これ我ながらグッドアイディアだね。実用新案申請したいくらいだ。金属製とはいえ軽量なので、現場で直角部分を接合するまで個々のパネルは持ち運び可能だし、無塗装なので焼ける心配もない。何より波板形状なので、熱での歪みネガも最小だろうし、凸凹透いているので下部から空気を吸って上部で排出する、つまり通気の仕組みを簡単に作れる。

でその造作が↓

そして完成形

躯体部分まで二重の空気層ができ、内側の裾を切り欠いたりして通気性をアップ。なおかつ36判フルに生かした(高さ1,8m)というモンスターの熱も通しません!仕様になった。これでもか・・・・・バケモノめ。

いやあ・・・・・60,000Kカロリー  伊達じゃないね。

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