薪難民

STOVE

まだ冬の一歩手前だと思いますが・・・・・・

当店には、薪ストーブの燃料を求める方が結構やってきています。

しかし・・・申し訳ないのですが。早くもフリーの薪はほぼ完売で、ご予約いただいている方や当店のお客様の分しかありません。

このブログでも何度も書いてますが・・・・・・。薪ストーブ導入に関して、本体ばかり気になって・・・・燃料の必要な量、乾燥、置き場所、作る労力、買った場合の価格・・・・・・・配慮足らずカッコばかりで導入してしまった方の如何に多いことか・・・・・。イニシャルコストばかり考えて、ランニングコストを忘れている方  多いですよ。

結果・・・・・・そのまま使われなくなった高価な薪ストーブ・・・・・もったいないね。

 

売れれば良い、後のことは知らないというストーブ屋のスタンスも問題だ。といっても「ストーブ入れたいのだ」と来る客に、「薪のことちゃんと考えてねえ奴は止めときな」と追い返すストーブ店は当店ぐらいだろうから「難民」は一向に減らない。

現在でも薪集めに四苦八苦している方多いだろう。これからの時代もっと厳しくなりますからね。

そうそう中には、石油が高いので薪ストーブにした、という剛毅な御仁が未だに居られるけれど・・・・・・。山持ちか、製材所、大工・・・・などそれができるのは木を扱う特殊な商売場合以外ありえないですから。

燃料はタダだ、と宣う方、間接経費や、自分の時間給計算しない人多いんですが。一度計算されることをオススメしますよ。結構な手間と金額が燃料費に使われているはずです。

ま、余計なことなんですが・・・・。

薪ストーブは本体や煙突に結構な費用がかかる。しかし一番かかるのは燃料費かもしれない。その意味贅沢な暖房ということもできる。導入を考えている人はそこのところ良く考えたほうが良い。

「買ったら後悔するかもね」と脅すストーブ屋は私ぐらいなものでしょう。それでもそこのところ良く考えたほうが良いです。ストーブ屋口車に乗るな!です。

当店店頭の薪棚。1立米入っております。二年乾燥の上等品です。一応20,000円+税で販売しております。私の自宅ではひと冬で9立米位使ってます(日光だからな、冬は毎日マイナス5,6度だ)。つまり買って燃やせば、ひと冬20万円の暖房費ということですね。それが高いか安いか・・・・・目安にしてください。

来季は値上げします。原価計算を厳密にすれば、継続できない価格なので・・・・・・申し訳ないです。

 

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