薪ストーブを凌駕する ペレットストーブ

TOWN

昨日は、ペレットストーブの熱量は瞬間的には少ないが、同じカロリーを発し続けるので、マラソンランナー的な使い方を心がければ、薪ストーブより暖かい・・・・という話題を書いた。

で、今日はそれを自分でひっくり返す話題を書こうと思う。

薪ストーブのカタログには「出力○○○キロカロリー」なんて書かれていて、つい見比べて「こっちのほうが暖かい」と勘違いしてしまう方も多い。車のエンジンパワーならそれは正しいが、薪ストーブはメーカーにより採用している基準が違うので、この出力は鵜呑みにしてはいけない。

先に書いたように、薪ストーブのパワーというのは、飲み込める薪の量に比例する。長い薪が何本同時に入るか・・・・これがパワーの正しい比較基準だ。

ペレットストーブは、同時に燃やせる燃料量が少ないので、瞬間パワーは薪ストーブに劣るわけだけど・・。

「大きな燃焼ポットに燃料を大量に送り込んで、勢いよく燃やせば、薪ストーブに遜色ないパワーが出せる」

 

そういうコンセプトのペレットストーブも存在するのだ。

当社で売れ線は、中型機種 カタログパワーでいえば、7-9kwのものだ。大体燃料が、一時間あたり0.8kgから2kg燃やす出力である。しかし↓この機種は、最大1時間当り3.5kgも送り込める。

その結果・・・(自分でカタログの数字はあてにするな、と書いておいて矛盾するが・・・)

20.9Kwというペレットストーブでは通常ありえないパワーを誇るのだ。

このストーブ米国製 ハーマン P68型。

もちろんハイパワー=大飯喰らい ということで3.5kg/hなら10kg袋の燃料など3時間で燃やしてしまうことになる。

 

日光市は標高1800mまで人が住み、真冬の最低気温はマイナス13度以下。何よりもパワーが欲しい、というユーザーも居る。加えて薪ストーブは人が付いていないと消えてしまうのだ。

貴方ならどっちを選ぶ???。

ということで、賢明なユーザー様の選択により、20.9KWのペレットストーブ納品しました。12月末には根雪になる山岳地帯です。

ストーブ強化週間でいえば3日目の工事になります。

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